今回のお題は、久しぶりにアメトイの真髄を見た、
バトルスターギャラクティカよりコロニアルバイパーサイロンレイダーです。

宇宙空母ギャラクティカの名前を知ってるのは相当のオッサンだと思います。
あれはまだ、豊臣秀吉が木下藤吉郎と呼ばれていた頃(うそ)、
スターウォーズブームに乗って作られた、特撮TVシリーズなのですが、
当時子供だったわしは、毎週スターウォーズが見れると、TVの前に噛り付いておりました。

今回のおもちゃは、その当時のものではなく、近年作られた続編の物です。





まずはコロニアルバイパー。中身はこんな感じです。
まあ、普通のビークルトイですね。







組み立てるとこんな感じに、垂直尾翼の先っちょ先がひん曲がっていますが、
こんなものは、アメトイの世界では誤差の範囲ですらありません。







アメトイも、特に近年は中国生産にシフトしたおかげで、随分とましになりました。

昔は、組むことも出来ないぐらいパーツがひん曲がっていたアイテムもあったものです。
概ねメキシコ生産で、テキーラ飲みながら、酔っ払って作ってたろ!
アミーゴ、パンチヨレラ、セニョリータ!な異国情緒に、心奪われたものでした





コクピットのUP、乗せられるフィギュアが同梱されているのはうれしい限り。
スターウォーズとか、別売りが多いですからね。

横に突き出ているのは、劇中では内部から発射される光線です。
(箱にはレーザートーピドゥとか、書かれています。)
アメトイでは安全基準の違いからか、発射ギミックは全て見えてなければならないようで、
砲塔、砲身、自らがすっ飛んでいくものも珍しくありません。





アメトイの愉快さを感じさせる豪快な裏側。
ランディングギアはでかすぎる前足一本。

おまけに、お腹からスピーカーがぼっこり突出している、
カトキハジメもはだしで逃げ出す、デザインアレンジ。
つか、アレンジの域を超えちゃってます。





パイロット。主役の名前は忘れてしまいました。
マッチョなバディを気密性の高いヘルメットでがっちりガード・・・
って、何で半袖やねん!!!
宇宙をなめきっとるな、こいつ!





大怪獣出現!ひ〜お助け〜!
ではなくって大きさ比較に、その辺に転がってたトト坊とツーショット。

筋彫りの太さ、つか縦横に走る意味不明な凸凹がいかします。





お次はサイロンレイダーの中身御開陳。
マッチ棒みたいなのも、多分レーザーナントカ(書くのめんどくせぇや。)









敵役のほうがはるかに良く出来てます。

双方ともサウンド&フラッシュギミックが付いていますが、
音も光もこっちのほうが断然いいですね。
(つか、バイパーは何故か滅多に光らない。)





裏側も、ランディングギアはちゃんと三本うまく収納できますし。
スピーカーも目立たないように、アレンジされた位置に隠されています。
(って、当たり前なんですけどね、これが。)





パイロットが乗り込めます。
操縦桿らしきディティールがありますが、手が届きません。
今更、驚く気にもなりませんね。





しかしこいつは、両翼が開いて隠し武器(やっぱりマッチ棒)
が出現するという、マーベラスなギミック付き。主役機よりよほど遊べます。




壮絶なるドッグファイト!

には全然見えませんね。妙なパチモンおもちゃが二つ並んでいるだけです。
わしの様なゲテモン好きにはたまりませんなぁ(うっとり)。


最後に総評ですが、とりあえず、こいつらは、箱にしまって
山脈の奥深く、ドラゴンの護る洞窟にでも秘匿してておいて、
ロトの勇者ハリーポッターあたりが取りに来るのを待ちましょう。

そして、その昔、バンダイモノグラムから出ていた、
キットに思いを馳せるのが吉でしょう。

っておもちゃの総評(無理難題)書けよう。>わし