今回はバンダイのMG 1/100量産型ズゴックを作ってみました。
なんか、途中さまざまな事件で何度も中断しながら、
どうにかこうにか、形にだけはなってくれました。
作り始めて何年になるんでしょう?(涙。
とりあえず各アングルから・・・。
前ズゴ
横ズゴ
後のズゴ太郎
(思いつきだけでコメントを書いてはいけません)。
さて今回はここで、いきなり機体解説です。
”U-CON 05 LEVIATAN U-501” というのは、
Uコン級5番艦リバイアサン所属の1番機という意味です。
下腕のマークは、部隊章ですな。(一応、海魔リバイアサンのつもりなご様子)。
背中のノズルフィンは、いったん切り離し、薄く仕上げてみました。
足裏のノズル部には、何ぞスケールモデルのパーツを使っています。
足首前方の切り欠きはすっからかんだったので、フィン状モールドを追加。
その他各部をちまちまいじいじしています。
(例によって良く覚えていません・・・)。
コクピットハッチは切り欠きをうめ~の、ヒンジをコの字にし~の、
の定番改造でご機嫌を伺いました。
各種プラ材とディティールアップパーツもどばどば使い、
さらに、スジを彫り倒してけつかりましょう。
そして、てってけてい (徹底的と言いたいらしい) に塗り分けると
精密感もア~ップ!・・・するはず・・・なのですがね。
「やいやいやい、この亀の子吹雪が目にへぇらねぇかぁっ!」
とでも言いたげな刺青・・・もとい迷彩?ですが。
この全身を覆う六角迷彩、アルプスプリンタで作ったデカールを
一枚一枚、並べて貼り付け、その上から基底色を薄くコートして
中間色にするという、アホアホ作業で作られています。
ぶっちゃけ、しちめんどくさいこと山の如しなので、
全くお勧め致しかねます。
説明書にもあるとおり、とっても器用なズゴック君の爪、(研ぎ研ぎ済み)。
「やい、連邦軍!この嫌味な上司の命が惜しくねぇのか・・・」
とマーさんの頭もつまめます。
(・・・って自軍の上官を人質にしてどうしますか)。
今回も例の如く、飾り台付き。
デコパ、アクリル、水面フィルム、さらにアクリルの多重構造です。
結構綺麗にできたので、支え棒をぶっさす前に記念撮影。
完成した飾り台。今回のマトリクスジョイントは、イエローサブマリンの関節技を使用。
お股のノズルを引っこ抜いて、接続します。
じゃじゃ~ん。完成!。
世にも珍しい、ズゴック君の潜水シーン。今回の飾り台はさらに良く動きます。
男たちの挽歌を気取って、横っ飛びで二丁拳銃を乱射!
(随分ネタが古いですよ・・・。)
そして、ジムを串刺し!アイアンネイル!
最後に、ズゴック君の必殺技!
頭突きじゃ~!
頭突きじゃ~!
頭突きじゃ~!
返り討ちにあって、がび~ん!
(調子に乗るからですよ。)
こやつが、お調子者のジオン兵。罰として廊下に立たされています。
ジオン軍にゆとり教育の文字はありません。(あたりまえだ)。
ちなみにダメージヘッドパーツは、ホントに失敗して壊れたパーツを、
ニッパで引き裂きライターであぶって作ってみました。
それにしても随分こっぴどく壊れましたね。おかげさまで大改修です。
という訳で、丸裸にされたズゴック君。フレームパーツはとっても良い出来です。
めんどくさいですが、筆を使って細かく塗り分けてあげましょう。
いつものことですが、モノアイは、Hアイズの裏からラピーテープでキラキラリン。
お尻に開いてた大穴はプラ材で塞いであります。
また、装甲装着時に隙間から見える所は、メタリック色を多用して、かっこよく仕上げてあげましょう。
さらに、装甲裏もすばらしいディティールなので筆で塗りわけ。
さすがにしんどいので、お勧めしません・・・(汗。
それでは、ここからは改修ズゴック君をお披露目~。ぱちぱち。
コンバージョンパーツその1。お手々です。
豪勢にもPGガンダムMkⅡの手首をまるまま流用して作りました。
コンバージョンパーツその2。飛行用背部ジェットパックです。
こちらは、トールギスのパーツ改造で、でっちあげ。基部はプラ材。
コンバージョンパーツその3。斧みたいですが、角です。
プラ材から、ひんねくり出しました。
ぴんぴろぽ~ん!改修完了!
名前はストライクズゴックとか・・・?
アルティメットバーニングズゴックとか・・・?
ジェノサイドズゴック ストームトルネードカスタム マークスリーとか・・・?
何でも良いんですがね。
さっきの立たされ坊のジオン兵のおっさんは、
空を飛ぶので、トビウヲズゴック と呼んでいます。 (頭、悪いですね)。
モヒカン頭もおしゃれに決めて、ブイッブイッとご機嫌なご様子ですが、
さらに素敵な装備品をプレゼント。
おしゃれ小鉢は付いてきません。(あたりまえだ)。
まずは、魚雷ランチャー付ザクマシンガン。
手がでかくて普通のザクマシンガンを持つことが出来ませんので、
1/72メカニックザクのマシンガンを元に流用パーツとプラ材で製作。
スコープのレンズには、今回初めてオーロラレンズとか言う、ドレスアップパーツを用いてみました。
実物はキラキラ綺麗なんですが、写真写りが今ひとつ、効果はビミョーですね (汗。
お次は、パイルバンカーユニット付ザクシールドです。
こちらも当然、手のサイズにあうザクシールドがありませんので、
プラ材より、無理からこてくりだして、こさえました。
では、早速装備してみます。
すっとこひょっとこぼい~ん!装備ヨーシ!
(どんどん、ジングルが馬鹿になっていってますよ。要注意。)
随分といかつくなりましたが、これで無敵です。
陸海空、全てをカバーするスーパーモビルスーツの完成です。
いざ、連邦軍をば、粉と砕いてくれようぞ~!
と、行きたいところですが、両腕のメガ粒子砲は使えないわ・・・、頭の魚雷も使えないわ・・・、
おまけにごつい装備品のせいで、水中での機動性は著しく低下しています。
通常の3倍どころか、3分の1ぐらいの性能では無いでしょうか?
壊れた機体をジャンクパーツで無理くり改修してるのですから、
それが、妥当なオラ設定というものです。
こんな半端もんで出撃した、立たされ坊のおっさんの運命やいかに? 続く・・・。
(なんだ、この製作記事は?)
ちなみにバーニア部は、二重化工作&金属パーツの追加、
さらに焼け表現を入れてあります。
また、デカールだと中間色が出ないので、トビウヲマークは手書きです。
トビウヲは黄色じゃない!とか、縞模様があるのは鯖だ!とか、そもそも魚に見えない!
とか、いろいろご不満もおありでしょうが、実にちっこいのでこれが限界です
(涙。
さてさて、意気揚々と飛び立っていく、立たされ坊のおっさん&トビウヲズゴックですが。
時にU.C.0080、戦況は大きく連邦側に傾いており、すでにジオン軍海洋部隊は壊滅寸前です。
味方の兵を何とか宇宙へ脱出させるべく、物資の無い中、
何とかでっち上げた、異形のMSで連邦軍に挑む立たされ坊のおっさん。
しかし、いかんせん中途半端なポンコツ機体、たいした戦果は期待できますまい。
案の定、照準のずれたマシンガンの弾は空を切り・・・
杭打機を流用したパイルバンカーではジムシールドに歯が立ちません。
渾身のジークジオンパンチ!
乾坤一擲、ヒートモヒカン発動!
頭突きじゃ~!
頭突きじゃ~!
頭突きじゃ~あああああ・・・
「ああ、せめてこの機体が完璧ならば・・・」
「かつては海の悪魔とまで呼ばれた、名機ズゴック・・・」
「何で壊してしもたんやろ?・・・」
ところが、異様な風体と、ジェットパックを利用した撹乱戦術は、
連邦軍を大いにびびらせる事に成功した模様。
立たされ坊のおっさんは、不可能と思われていた撤退作戦を、見事成功に導きました。
しかし、このトビウヲズゴック、撤退作戦時に結局爆砕。
立たされ坊のおっさんは、頭は悪いが運だけは良かったようで、無事脱出。
仲間の兵とともに、ジオン本国へ無事帰り着きました。
めでたし、めでたし。
完
(なんの話やねん!)
という訳で如何でしたでしょうか、今回のトビウヲズゴック君は?
製作記事がかなり暴走してしまいましたが、
こんな風に自分だけの設定と物語を妄想捏造しながら作るのも、
また、ガンプラの楽しみでは無いでしょうか。
ともあれ、世知辛い世の中、現実逃避にはもってこいですね。
てなところで、こんな浮世離れした模型の製作日記を見てみたいなどという、
おませさんはブログの「ズゴックくん空を飛ぶの巻」をご覧下さい。
山脈市場でズゴックを探して現実逃避してみる