今回のお題は、装甲巨神 Zナイト、という
パチモンくさいロボットです。(自分で言うな)
でも実際はパチモンではなく、トミーがゾイドの後継シリーズとして、
市場投入した、れっきとしたブランド品で、このZナイト以外にも、
たくさんのロボットが商品化されておりました。(再販熱烈希望)
こいつはトイズドリームプロジェクトで数年前に再販されたものです。
今回も電動歩行モデルゆえ、地塗りなし、パテ埋めなし、接着すらなしの
お手軽簡単フィニッシュで仕上げました。
でも前回のレッドホーンとはかなり違った仕上がりになってますよね。
どないなってはるんでっしゃろか?
今回もパーツは整形色のままですが、全身に調色したラッカー塗料でウォッシング、
その後、全身、エナメルのフラットアルミにて、ひたすらドライブラシ!!!
かつての松本州平もしょんべんちびるぐらい、ものすごく激しく行います。(ネタ、古っ!)
その後、調色したクリアーカラーに、フラットベースを混ぜてつや消しにしたものを、エアーブラシ。
つまり、エッジ部分と凸部分だけがメタリック塗装になるというからくりなのであった。ガーン。
(全然驚くほどのことではないな>わし。)
この方法、工程数はレッドホーンと全く同じなのですが、独特の重厚感がでて、
他のモデルにもいろいろ応用できそうです。なかなか良い実験となりました。
シールを貼った後、(ゾイドと一緒で塗料が乗らないためシールは塗装の後で貼りましょう)
ガンダムウェザリングマーカーと、タミヤウェザリングセットとか言う奴で
親の敵のように、しこたま、汚しまくってあげましょう。
(銀ちょろとか、久しぶりにやると面白いですね。)
武器とシールド。刀の先のほうにパールをかけてありますが、あんまし効果は無いですね。
つか、両方ともまんま一体成型というのは、実に男らしいですなあ。
腕の関節がちょっこっと動くだけですので、
ポーズといっても、剣を振りかぶったり、盾を構えたり出来るぐらい。
あとは直立不動尊です。(電動モデルだからしゃあないわな。)
不思議なことに、この模型、説明書には目の部分に
金色のシールを貼れ!、との指示があるのですが、
パッケージイラストも、箱裏の完成写真も、中のカラーチラシまでもが
全て泣きはらした様な赤い目をしとるのです。こっちが泣きたいわい、と思いつつ、
結局目はガンダムマーカーのメタレッドを筆塗りしました。
後ろの角を押すと、コクピットがせり出すという、いかした仕掛けになっとります。
何でもないようなことが、幸せだったと思えるいいギミックで・・・。
(このあと13章まで続くので略。)
ちなみに、中のお人形さんは、ゾイドと一緒のおっさんです。
MG風に装甲を取り外してみました。
意外とフレーム部が作り込まれてていい感じ。
ガンダムマーカー等で、丁寧に、細部を塗り分けましょう。
各パーツをなんとなく、並べてみました。
シールドと脚部中心に、汚し倒してあるのが分かるかと思います。
足の裏です。かかとにローラー、つま先にゴムシート。
これがスムースにずり歩くポイントなのです。
でも、たったモーター1個で、首、腰、両腕、両足、両膝、両足首、
さらには、シールドディスチャージャー(胸の赤いとこ)と両胸アーマー。
計、14箇所もの連動可動を実現しておる凄い奴なのに、
パチモン扱いされて、実にかわいそうですなあ。
実は武器を持ってないほうが、マッチョ感が増して、かっこいいと思います。
装甲巨神というタイトルにもあってるかと・・・。
こうやって、見ると、結構かっこいいでしょ?
よいこのみんなも、装甲巨神Zナイト応援しよう!
とはいえ、ずりずり歩かせてなんぼの模型です。
苦労して動画撮影をしてみました。
渾身のとくさつえーぞーをご堪能下さいませ。
ちなみにこちらのブログに、全然詳しくない
製作記や途中写真などもまとめてありますので、
暇な人は嘲り笑いに来てやって下さい。