さて、実は完成から結構たっておるのですが、
諸般の事情により、大幅に遅れてのお披露目となりました。
MG 1/100 リックドムです。







まずは、素立ちの状態から。
基本的にごっつい出来がいいキットなのは、皆さんご承知のとおり。







改造箇所といえば、肩の上面が四角いのをエポパテで丸め、
それにあわせ、内部パーツの上面もエポパテで自作しました。





また、上腕部のラインが関節部で、途中でストンと切れた感じになってるのが、
どーしても気になって、夜も寝れんので(そこまでオーゲサでは無い)、エポパテでライン変更。
可動範囲は少し狭くなってしまいましたが、ここはプロポーション優先と言うことで。







それと、股関節の軸の角度を変更し、より、踏ん張ったポーズが出来るようにしています。
(わしの頭皮へのあてつけか、いまいち効果は薄いですね)。







基本武装のジャイアントバズを抱えて、ご機嫌のドム君。
もっとも見慣れた、ドム君のスタンダードですね。







秘剣、無明逆流れえぇ!とか言いながらヒートサーベルを振り回すドム君。
漫画ばっかり読んでるとくるくるぱーになりますよ。







なんだかすっかり、リックドムの武装として定着してしまった、ビームバズーカ
漫画映画(アニメと言え)のガンダムには全然出てこなかったのにねえ。
ちなみに重たすぎて、重力下では片手では構えられません。





三種の神器を元にご満悦のドム君。





お顔のアップを撮影して、撮影終了〜?







撮影終了と勘違いして、ひとっ風呂浴びようと、裸になっちゃたドム君。

ちなみに、オケツのジェット噴射 (もっと気の利いた説明は書けんのか)
は真中一本だけ、何故かスカート側にしか付かないので、
付け根を改造し、オケツに三本並ぶようにしてあります。





ほんとに風呂桶にいれて、パーツ管理をしている間抜けなわし。
パーツの洗浄とか、模型作りには意外と便利なんですよ。風呂桶。





さて、今回のドム君には、特別な衣装(装備品)が用意されているのです。





これがそのうちのひとつ、バズーカーラック
主にジャイアントバズを背負うための、まあいわゆるでっかい背負子ですね。





次が燃料タンク。MSの燃料って何?とか、いらん疑問はおいといて、
リックドムツー(ツバイだったけ?)が付けてましたね。





早速、装備してみましょう。





背負子にはちゃんと剣も着けられます。





こんな重装備でチャンバラが出来るかはわかりません





重たそうですが、リックドム君は宇宙用なので問題はありません。(多分)





あと、浮遊感を演出したオサレな飾り方が出来るよう、マトリクススタンドを自作。
ゾイドから流用したボールジョイントの二重関節です。

また、首関節を市販のボールジョイントで二重間接化。
ヘルメットのすそが収まるようボディ部分をえぐって、大きく上を向けるようにしました。





0時方向から敵があっ!
とか、いいながら、上向いてるのが分かりますね。





そして、リックドムと言えば、この構図でしょう。
わらわら、群れで飛んできて、その後、ガンダムにコテンパーにされてしまいます。





横から見ると、わき見せずに、ちゃんと前向いて飛んでるのが分かりますね。
安全運転はとてもいい事ですよ。





オケツの方から、スカートの中をちょっと失礼。いや〜んエッチ。
ちなみにエッチの語源はHENTAIの頭文字だそうです。(全くどーでもいー)

やっぱり、ジェット噴射口がずらっと並ぶ姿は、せくすぃ〜でんなあ。
世の女性たちも見習ってほしいものです。(オケツにジェット噴射の付いた女なぞ御免こうむる)





マトリックス撃ちいぃ!
この飾り台、ここまで可動します。





マトリックス斬りいぃ!
(ひつこいときらわれますよ)。





この背負子、伸縮する爪で武器を引っ掛けるだけという、
わしの頭脳とそう変わらん単純な構造なので、
工夫すれば、ビームバズーカも背負わせる事ができます。





実に重たそうです。
宇宙用でよかったですね、リックドム君は。





さて、ここから下は、いろいろ細かいところを、並べてみました。









というのも、全身にわたって、デティールアップしてあるので、
作った本人も、どうなってんのかよく分かっとらんとです。









MGリックドムをお持ちの方は、ウォーリーを探せ(なつかし〜)気分で
どこをどうデティールアップしてあるか探してみてください。
決しては探さないように










作り方としては、極めて愚直、且つ愚鈍とすらいえるもので、
ひたすらデティールを彫り、ひたすら細いパーツを貼り付け、ひたすらいろんな色で塗り分けし、
ひたすらシール(自作)をたくさん、貼り付けただけです。









ちなみに色についてですが、紫はやっぱり三連星の色ちゃうんということで、
ドムっぽさを外さず、且つ、ジオン量産MSの色になるように配色しました。









銀の上から調色したクリアーをかける、キャンディーカラー塗装の後、
すみいれ、マーキング、最後につや消しクリアーで、トップコート。
バンダイのエクストラフィニッシュ風にしてみました。









内部と武器は半光沢でコートし、質感の違いを出してみました。
あと、パールやエナメル塗料、ガンダムマーカーなどで、金属っぽさを塗り分けています。
ノズルなどには、クリアーで焼け表現をしてみました。(ウェザリングと言えるのはこれぐらい)





ここらでちょっと機体解説を。(オラ設定という奴ですね)。

足のマーキングのGRND 07-Uと言うのは、
グラナダ基地所属の第7小隊の二番機という意味(のつもり)です。





グラナダ所属機は劇中にあまり登場しない(多分)ので、
オラMS作るには使いやすい設定だと思います。
腕のマーキングは部隊章、漢字で弐と描いてありますね。





豊富な重火器で、フォワード(一番機)をバックアップするのが役目。
重量が大きくなるため、予備の燃料タンクを装備しています。





特に名も無い、一般兵士に支給された、普通のMSという設定で作りました。





というわけで、いかがでしたでしょうか、リックドム君は。

いろいろ、工夫と実験をしながら、無い知恵を絞って、
絞りかすまで動員して、えらく時間がかかってしまいましたが、
結構気に入っています。

ちなみに少しだけすがブログ「ドム君上を向くの巻」
製作途中写真などが載っていますので、参考までに・・・。




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